Unityは、GDC 2016にて「Unity Certification Program(ユニティ認定プログラム)」と「Unity Certified Developer Courseware(ユニティ認定開発者教材)」を発表しました。認定プログラムは、開発者がUnityにおけるスキルを証明する認定を得られるもので、キャリアアップにそれを使用する機会を与えることを目指したプログラムです。つまり、Unity認定デベロッパーとして求職活動ができることを目指しています。
Unityの認定デベロッパーコースウェアオンライン学習プログラムは、近日にオンラインで購入できるようになります。内容は、ユニティ・テクノロジーズが開発した教育ビデオ14時間(〜2日)を含め、一からゲームを作る過程を通して学んでいきます。学習は、アクセス・パスにおいて利用することになり、1,3,6ヶ月と自身のスケジュールに合わせて調整することができます。
なお、現時点でもウェブページから情報を登録し見積もり依頼を送信することができます。個人から購入することはもちろん、スタジオや商業団体向けの割引バージョンで見積もり依頼も可能。学生割引もあります。登録はこちらから。
そして、認定は試験で行われ、世界中のUnityでホストされているイベントで利用できるようになります。評価ジャンルも複数に分かれており、アニメーション、アセットマネージメント、オーディオ、エディタインターフェース、ゲームアートプリンシプル、ゲームデザインプリンシプル、などさらに事細かくトピックにも分かれています。一覧はこちらから(PDF)確認することができます。
そして、雇用者がオンラインで個人の認定を確認するために「Unity Certification Lookup」を公開しています。名前と認証IDを入力することで、個々の認定ステータスを第三者へ確認させることができます。Unityは、今回のプログラムを始まりにすぎないとし、今後はさらに高いレベルを検証するための手段を提供していくとしています。公式サイトはこちらから。