チップメーカーAMDは、同社GDC 2016イベント「Capsaicin」にて、Fijiコア2基搭載のデュアルGPUカード「Radeon Pro Duo」を発表しました。VR開発者向けグラフィックスカードとして、ゲーム以外の医療や教育などの分野での可能性を主張します。価格は、約1,500ドルを予定。処理性能は16TFLOPSとなり、VR開発者のための最高レベルのVR体験を保証するとしています。
また、AMDは「Radeon VR-Ready Premium」というVR環境保証プログラムも発表しました。さらに、Crytekとの提携も発表。AMDは、Crytekが2015年1月からVRの開発者を育成するためのプログラム「VR First」として世界中のVR機関や学校などにVRツールなどを提供しているプロジェクトに協力します。
そして、オフサイトGDCプレスカンファレンスにて、AMDは、PlayStation 4の会社の存在によってVR対応マシン「市場シェア率の83%」を得たことを主張しました。