Microsoft「HoloLens」国際宇宙ステーション(ISS)に無事到着、NASAによる「Sidekick Project」始動

NASAは2015年12月、シャトルを国際宇宙ステーション(ISS)へResupply Mission(補給ミッション)として無事到達させました。その貨物には「Sidekick Project」などに使用するマイクロソフトの「HoloLens」が積み込まれています。目標は、地上の専門家と現場の宇宙飛行士がリアルタイムに連携することで作業の効率化/正確性、トレーニング時間を削減しスキル向上の効率化など、ISSと地上を繋ぐツールとしてHoloLensを使用し効率的にミッションを行うことです。2月20日、宇宙飛行士Scott Kelly氏が、HoloLensを現場で装着している姿を自身のTwitterで公開しました。

hololens-ISS

現在、2種類の動作モードがあります。1つは「Remote Expert Mode(リモートエキスパートモード)」というモードで、地上にいる専門家が宇宙飛行士のHoloLens越しに見える状況を把握しSkypeで指示を出すというものです。それぞれの専門家による指示で作業の正確性を図ります。2つ目は「プロシージャ・モード(Procedure Mode)」というモードで、HoloLens越しに見える機械をベースに詳細な手順や詳細をホログラフィーで映しだし宇宙飛行士のトレーニングに役立てるものです。訓練量の減少による効率化を図ります。HoloLensはすでに、NASAの無重力訓練ジェット機「Weightless Wonder C9」上や、海中実験で動作確認を成功させています。

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