脳損傷患者の回復を支援するVRプラットフォーム開発チーム「MindMaze」10億ドル以上の評価額で1億ドルを資金調達

現地時間2016年2月17日、脳損傷患者の回復を支援するプラットフォームを開発する「MindMaze」は、Hinduja Group主導による1億ドルの新しい資金調達ラウンドを発表しました。評価額は、10億ドル以上としています。

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MindMazeとは、神経科学の専門分野で10年以上の経験があるDr.TEJ Tadiをトップに率いるインタフェースする脳のマシンとVR、モーションキャプチャを組み合わせ患者の神経リハビリテーションに焦点を当てているNeurotechnology企業です。2011年にスイス連邦工科大学(EPFL)からのスピンオフで設立され、3年未満でスイスの医療ベンチャー企業トップ10の一つになったことでも知られています。

直感的なヒューマンマシンインタフェースを構築したプラットフォームは、VR、コンピュータビジョン、神経科学、人工知能、触覚を組み合わせたものです。脳卒中など脳に損傷を受けた患者の回復を目的に、アプリケーションを通してゲーミフィケーションで患者のリハビリ等を行います。すでに各国の病院へ導入済みで、今回主導したHinduja Groupのインドにある病院「P.D. Hinduja Hospital」でも導入しています。

同社技術は、医療以外にも輸送、防衛、メディア、IoT、教育、フィットネスなどに活用できるポテンシャルがあることも述べています。

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