物理的に動ける範囲を先に定義してからプレイ、ポインタで体の向きを指定した状態でテレポートなど複数機能を搭載のVR歩行技術「Play Pit」を採用したVR謎解きゲーム「Dimensional」

英国ベースのBrett Jackson氏は、独自開発のVRゲーム「Dimensional」制作のためKickstarterで募集を開始しました。一人称視点の謎解きパズル(少しアクション)ゲームで、Unreal Engine 4で構築、Oculus Rift、HTC Vive向けに開発しています。初期のプロトタイプは、2015年のVRTGO Conferenceで勝利しているタイトルでもあります。

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開発者のBrett Jackson氏は、VR内での歩行技術「Play Pit」を保持しています。最低エリア範囲として1.2m×0.5m必要ですが、物理スペースを最大限活かしたアイディアになっています。基本的にA地点からB地点へワープするテレポートを採用していますが、プレイ前にまず範囲の定義をします。物理スペースがどれくらいあるかを先に記録させるため、自分の足(VRヘッドセットを装着した状態)で歩いて定義します。実際にはVRヘッドセットを追跡していますので、外して定義することもできます。すると、足元に点線でくくられたエリアが出現し、これが動ける範囲ですよという目印になります。プレイヤーはこれを目安に動作なりテレポートをします。

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テレポートですが、目の前にポインタを出現させてそこへワープといった前にも聞いたような方法ですが、Play Pitはいくつかのパターンを搭載しています。瞬間移動みたいにパッと移動するバージョン、B地点への移動する際、目的地の重要箇所とバックの背景だけ残してステージが消えた状態でグーンと移動するバージョン、B地点をセットしてA地点もセットしてA地点を踏むとワープするトラップ型のバージョン、B地点へワープしたときの体の向きを予め操作できるバージョン(ポインタをセットする時点で矢印を動かして設定できる)、といったようにいくつかのバージョンを搭載しています。ポインタの上に光の柱が出てるときはワープ可能ですよという印になっているのも便利です。これらPlay Pitの詳細はこちらの記事が動画もあって参考になります。リンク先にはOculus Rift DK2向けデモもダウンロードできます。

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なお、今回のタイトルDimensionalも、デモをダウンロードすることができます。Kickstarterの募集ページはこちらから。

VR歩行技術でいえば、B地点へポインタをセットしたら、A地点の状態でB地点をのぞき見できて、それからテレポートすることが可能な歩行技術を採用したHTC Vive向け一人称ステルススパイゲーム「Budget」もあります。

 

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