Unity Technologies CTO:Joachim Ante氏は、VR/AR向け開発者カンファレンスVision Summitに登壇し、レンダリング時間を半分にカットする改善を発表しました。VR体験において、レイテンシ(遅延時間)は重要な側面の1つです。遅延時間があまりにも多いとプレイヤーに不快感を与えてしまいます。
それにあたり、重要なファクタはVR体験においてフレームのレンダリングにかかる時間が1つにあります。ユーザーは自分の頭を動かすと、その動きのデータをコンピュータに送信する必要があり、コンピュータは、シーンの次の画像がどのように見えるかを計算するためミリ秒のうちにコードの束を通して実行する必要があります。彼らは、不快に思わない値としてそれを20ミリ秒とし、それを越えることなくVRに高品質なグラフィックスを提供することがレンダリングの効率化になると言います。
Double Wide RenderingとRender Loop Jobs含む新しいレンダリング技術を一緒に組み合わせることで、レンタリング時間を短縮させます。ステージでは、2016年3月に開始される予定のUnity5.4の改善プレビュー図を公開し、それによれば、Unity5.3に比べて半分のレンダリング時間を示しています。