視野角210°5KのモンスタースペックVRヘッドセット「StarVR」ロサンゼルスにVRウォーキング・デッドを体験できるアーケードプロジェクト「StarCade VR initiative」を発表

スウェーデンベースのVRチームSTARBREEZE社は、アーケードでVRを体験してもらうためロサンゼルスの場所を確保したこと発表しました。プロジェクト名は「StarCade VR initiative」。アーケードには、もちろん同社主力商品のVRヘッドセット「StarVR」が設置されます。

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StarVRといえば、モンスタースペックとして知られており、「八」の字になった2つのモニターからは視野角210°の広角を実現、Oculus Rift DK2で100°ほどですから約2倍です。解像度は5120×1440(5K)、アイトラッキング技術を専門とする企業「Tobii」とも提携し視線追跡も搭載する予定です。さらに、HTC Viveが採用しているValveのトラッキングシステム「Lighthouse」によるルームスケールVRも搭載させるとか。

アーケードでは、過去にイベントでもデモをしてきたStarbreezeの小会社に当たるOverkill Softwareが開発している海外人気ドラマ「ウォーキング・デッド」をストーリーにした「Overkill’s The Walking Dead」を設置します。ゾンビドラマだけあって、ガンシューティングのFPSには持って来いのコンテンツです。ユーザーは、車椅子とマーカー付きショットガンで襲ってくるゾンビを撃退し脱出を試みます。場所や日時はまだ非公開ですが、今年の春/夏には開始するとのことです。

VRのアーケード体験でいえば、The Voidなどのモーションキャプチャをふんだんに使った大型のVRゲームポッドもありますが、HTC Viveが中国のネットカフェと提携して一角に体験コーナーを設置するものもあります。ハイスペックのVRヘッドセットはまずアーケードから認知させるのが効果的かもしれません。

参考

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