CENT創設者Halsey Minor氏は、新たに立ち上げたReality Labから360°撮影ライブストリーミングVRコンテンツを提供できるシステム「Quantum Leap VR」を発表しました。VRストリーミングサービス立ち上げのため、去年は技術インフラQuantum Leap VRのシステム開発に費やしてきたと言います。
Quantum Leap VRは、シームレスな高解像度立体VRコンテンツをプロ品質で配信し、主要なVRプラットフォームでライブ映像を体験することができるシステムです。カスタムカメラ、ビデオプロセッサ、アルゴリズム、ソフトウェア、ネットワークインフラストラクチャ、およびストリーミングクライアントを備えた構造です。カメラには、HDカメラが16個内蔵されており、視聴者に2つの360°映像(片目1つずつ)を提供、毎秒25フレームで動作しリアルタイムにスティッチを行い「継ぎ目」を感じさせない映像、高い解像度4Kを可能にします。また、このシステムは3Dオブジェクトやアニメーションを360°ライブストリームに挿入できる「Hyper VR」もサポートしています。
Reality Labは、このシステムを販売するのではなく、その代わりに最初は提携してスポーツと音楽関連のVRネットワークチャンネル作成に使用します。提携先は今後数ヶ月で発表する予定とし、2016年第2四半期にコンテンツ販売を開始する予定としています。