日本時間の1月7日1時より、Oculusは同社開発の製品版VRヘッドセット「Rift CV1」の予約注文をOculus.comで開始しました。価格は599ドル(約7.1万円)。ただ、日本からだと本体83,800円、送料10,800円、トータル94,600円になります。1人1台限定。なお、今回の予約にはOculus Touchの予約もあります。公式ブログによると、発売日は3月28日となっていて、4月から一部の店頭で販売も。
気になるところに、画像に写るコンパクトなリモコン「Oculus Remote」が付随していることが分かります。VR体験のナビゲートに使われるようです。
Riftは、動作するPCスペック基準が設けられているので注意してください。クリアするPCのみ接続できるようになっています。こちらからお使いのPCがクリアしてるかをチェックできます。要求スペックは以下。
- graphics card: NVIDIA GTX 970 / AMD R9 290 equivalent or greater
- processor: Intel i5-4590 equivalent or greater
- memory: 8GB+ RAM
- output: Compatible HDMI 1.3 video output
- input: 3x USB 3.0 ports plus 1x USB 2.0 port
- operating system: Windows 7 SP1 64 bit or newer
要求スペックをクリアしたデスクトップPCを現在持っていなくとも、Riftが動作するOculus認定のパソコン「Oculus Ready PC」がありますので、そちらを新たに購入すると間違いないと思われます。現在、公式サイトOculus Ready PCsで、Alienwareから999ドル、ASUSから949ドル、DELL999ドルが待機しています。送料や税関を考えると、本体価格よりさらに上乗せされますが保証がついてるのは安心です。Alienwareに関しては、先日発表されたNVIDIAのVR認定プログラム「GTX Geforce VR Ready」も付随しています。
なお、2月にはOculus Ready PCとRiftをバンドルした予約注文も1499ドル(約17.7万円)で開始することも発表し、本日(1月7日)、Riftを注文した方もバンドル価格でOculus Ready PCが注文できるとのことです。ただし、こちらも米国ベースの価格ですので、もう少し高くなると思われます。
Riftタイトルに関してもブログで述べていて、「Lucky’s Tale」と「EVE: Valkyrie」は今回の予約注文で同梱されることが決定しています。それに加え、Minecraft含む100タイトルを2016年末までに利用できるようにすると約束しました。