2016年4月を発売予定にしているPC向けVRヘッドセット「HTC Vive」と、そのセットで使われるSteamVRトラッキングシステム「Lighthouse」のベースステーションがFCC(連邦通信委員会)の承認を受けました。
米連邦通信委員会は、安全および規制に適合するように電磁放射の製品を証明する使命を帯びています。それにあたり、ラジオ、無線LAN、赤外線を利用した製品は認証が必要、今回、消費者版HTC ViveとLighthouseベースステーションを承認しました。
2つのベースステーションを部屋の対角線上、隅上段に配備、4m×3m×高さの空間内でVive装着者の動きをトラッキングするシステム「Lighthouse」ですが、その仕組みというのは、ベースステーションから放たれた光レーザーをVive側に散りばめられたセンサーで受信する構造になっています。ですので、FCCはレーザーベースの製品に課せられる安全に使用するための規則を満たしていることを承認したことになります。2016年2月にViveプレオーダーを発表しているHTCにとって、順調な流れです。