中国のOculus Rift「DeePoonVR」3000万ドル(約36.1億円)を資金調達、Xiaomiなどが投資

中国、上海ベースのVR会社「DeePoonVR」は、評価額8億人民元(USD1.25億)としBシリーズの資金調達で3000万ドル(約36.1億円)を調達したと発表しました。投資家には、中国のゲーム会社KingNet、中国のスマートフォン市場のリーダーXiaomiが名を連ねます。

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DeePoonVRは、2015年4月に創立したVRスタートアップで、スマホ向け/PC向けVRヘッドセットを開発しています。同年6月にPC向けVRヘッドセット「E2 DeePoon」開発のため中国のクラウドファンディングで募集を開始、結果目標を達成し支持者3317人、110万人民元を獲得します。その時の価格は、1台1799人民元(USD281)と設定されていましたが、起動時は少なくとも350ドルはかかるとしています。スペックは、有機ELディスプレイ1920×1080、視野角120°、リフレッシュレート75Hz、レイテンシ19msと、Oculus Riftに肩を並べる性能です。そして、特徴としてはOculus向けアプリコンテンツに99%互換性があると謳っているところです。Oculusが提供するコンテンツのほとんどを提供できるとしています。

さらにDeePoonVRは、150万人以上のユーザーを持つVRコンテンツアグリゲータアプリケーション「3D播播」を保持しており、VRに興味がある顧客にリーチをかけやすい状況です。また、コンテンツデベロッパー向けにSDKを提供するオープンソースの開発者プラットフォームも確立しています。

DeePoonVRが順調に進めるなか、中国市場でもVRは活発になってきています。先日発表された中国大手動画ストリーミングサイトLeTVの独自VRヘッドセット「LeVR COOL1」の発表と、VRコンテンツアプリケーションプラットフォームを確立しVRコンテンツをクラウドベースでストリーミング配信する構想にはすごみを感じました。詳しくは過去の記事をご参照ください。

 

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