CrysisシリーズやゲームエンジンCryEngineで知られるドイツベースのCrytek社は、Oculus専用としてVRロッククライミングゲーム「The Climb」を2016年Q1発売予定のOculus Rift CV1ローンチに合わせたタイトルとして発表しました。
東南アジアの山々と水路の中で一人称視点のユーザーが崖を登ります。両手だけが映し出され、交互に岩のくぼみを掴みながら進み、時にジャンプしたりロープにつかまったりとロッククライミングを再現、さらに落ちそうになったりするところはそのリアリティさを同時に公開されたトレーラー映像で見て取れます。
トレーラーで紹介されている東南アジアの山以外にも他のステージが存在し、難易度もEasy・Medium・Hardの3つのコースが用意されています。ステージはリリース後拡大する予定とのこと。
Crytek社のVRタイトルでいえば、今回のが2作目で、1作目はPlayStation VR向けとして10月に「Robinson: The Journey」が発表されています。詳細はまだですが、トレーラー映像によると恐竜の世界を一人称視点で体験する内容になっています。どちらのタイトルもそうですが、同社のCryENGINEを採用した映像は、質の高いグラフィックが見て取れます。