Oculus創設者パルマー・ラッキー氏が、Oculusトラッキングセンサーを対角線上に配置してルームスケールVRを行ったところ、正常に動作したと自身のTwitterで述べました。
Threw Oculus Sensors in opposing corners of this room for the hell of it. Works fine. pic.twitter.com/i5svKQWelp
— Palmer Luckey (@PalmerLuckey) 2015, 12月 14
ルームスケールVRといえば、HTC Viveが採用しているSteamVRのトラッキングシステム「Lighthouse」が代表的で、部屋の上段対角線上に2つのベースステーションを設置してヘッドセット装着者の動きを4m×3m×高さの空間内で追跡するというものです。それを真似してOculusのトラッキングセンサーを同じく対角線上に設置してみたところ、正常に動作すると述べ、その後、センサーではなく部屋(15×11フィート{約4.5m×3.3m})によって制限されてるとも書き込まれ、追跡範囲の限界を示していないことを示唆しています。
@ID_R_McGregor It is limited by the room, not the sensors. Something like 15×11 feet. — Palmer Luckey (@PalmerLuckey) 2015, 12月 14
実は、E3 2015でOculus Rift CV1を使ったルームスケールVR(約3.6×3.6メートルの広さがあるデモルーム)のトラッキングを実現していて、しかし、Oculusはその点をアピールしていないことからも部屋制限のVR体験をプッシュしていないことが印象的です。