立体的な180°静止画・動画を撮影できる3D・VRカメラ「LucidCam」が、クラウドファンディングIndiegogoで目標額の10万ドルを達成しました。
LucidCamは、3D立体180°の画像・動画を撮影できるコンパクトなカメラデバイスです。重量225グラム、フルHD、1080、2K、フレームレート30fps、防水、バッテリー1時間、FOV 190°×120°、mp4出力、microSD、といったスペックで、並列する2つのレンズからは、左右の目それぞれの映像を撮影、それを使って視差のある映像を出力、サウンドも左右のマイクで録音するバイノーラルを採用しているためより臨場感のある映像を提供します。iOS/Androidアプリもすでにリリースしており、撮影したコンテンツをスマホ型VRヘッドセットで視聴することができます。
さらに、ライブストリーミングも可能で180°の映像を生放送することができます。ワイヤレスで180°映像を遠隔ライブ配信できるコンパクトVRカメラは当デバイスが初めてのような気がします。加えて、GoProに似たソニーのセンサーを使用しているため激しい動きの環境でも使え、自撮り棒を付けて個人配信としても活躍します。説明動画では、頭に付けてバスケをしたり、胸に付けてランニングしたりしてました。
ご希望とあれば、3つ繋げる機材で360°キャプチャするカメラリグを作ることも可能。
数日前には、プロモーションとしてLucidCamを装着したスカイダイビング映像も公開していました。
執筆現在で1台349ドルからまだ出資できますので、興味ある方は覗いてみてください。2016年7月発送を目処に予定が組まれています。募集ページはこちら。