ソニーのVRデバイス「PlayStation VR」、モーションキャプチャに関する2つの特許を取得(ゲームパッドとウェアラブルゲームバンド)

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、先日2016年前半を発売予定にしている自社のVRヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus」の公式製品名を「PlayStation VR」と発表しました。

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期待が膨らむ中、VRに関する2つの特許が同社より公開されました。1つは、「gaming pad(ゲームパッド)」について。(特許詳細)ゲームパッドは、デバイス上の手の現在の位置を映すエネルギーイメージを生成することにより、ゲーマーの手の動きを検出します。超音波エミッタ、マイクロフォンセンサー、赤外線(IR)エミッタ、赤外線センサーを用いて、ゲームパッド上の手の動きを認識しVR内に反映させることができるデバイスです。

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2つ目は、プレイヤーの両手首に装着してある「wearable gaming bands(ウェアラブルゲームバンド)」についてです。(特許詳細)これは、ゲーム内の手のトラッキングを提供するために、手首の動きをキャプチャします。LED、加速度センサも搭載。面白いのが、両方のバンドそれぞれに小型カメラが設置してあること。このカメラでもう一方の手の位置を正確に検出する仕組みです。

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実は、モーションキャプチャで有名なLeap Motionの欠点の1つに、手同士が重なると検知できないという問題があります。赤外線センサーのみを使っているがゆえの弱点ですが、このバンドであれば重なってもストレスなく検知できるのかも知れません。奥行きの検知をお互いの手のカメラによって解決するという事です。

ともあれ、どちらの特許も手袋やワイヤレスコントローラを用いてないので、ユーザーにとってはストレスなくトラッキングされます。これが「PlayStation VR」にどう反映されていくか、とても楽しみです。

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