ポール・マッカートニーの360°ライブ映像制作などで実績を上げてきた実写VRコンテンツ会社「Jaunt」は、ディズニーから6500万ドル(約78億円)の資金調達を発表しました。
Jauntは、8月にも2780万ドル(約33億)の資金調達にも成功しており、総額9280万ドル(約111億円)にものぼります。これは、VR市場の調査やデータ分析を専門とする「GreenlightVR」が発表するFacebookに買収される前の米OculusVRの総額資金調達9400万ドル(約112億円)に匹敵する金額です。AR業界では、Magic LeapがGoogleから桁違いの出資をされていますが、それを除けばAR業界含めても大型出資案件となります。
「Jaunt」は、GoogleのVRプロジェクト「Jump」技術とのコラボレーション、ABC Newsの現地VRニュース制作、自社の360°ライトフィールドカメラ「NEO」、専用のスタジオも構えるVR業界でも期待のスタートアップといえます。