VR/ARにおいて究極の夢をいえば、体験を残してハードウェアがなくなることです。
多くの場合それは、コンタクトレンズのように極小を意味します。今の段階では、コンタクトレンズディスプレイ技術は可能ではありませんが、今後5年間には粗製のコンタクトレンズディスプレイは、クレイジーな話ではありません。と述べるのは、米OculusVR CTOジョン・カーマック氏。
@MotleyWriter @chinamanblue @olivia_solon @UploadVR Five years isn’t total crazy talk for some kind of crude contact lens display.
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) 2015, 9月 15
コンタクトレンズディスプレイといえば、Googleの次世代技術開発機関「Google X」ラボが一番近いといえます。同ラボが開発した涙から血糖値を監視できる「スマート・コンタクトレンズ」の試作品はすでに発表され、今は医薬大手のノバルティスと提携して「遠近両用」レンズの開発に取り組んでいます。近くと遠くの焦点切り替えを補うオートフォーカスレンズです。
それに加え、センサーとカメラ、回路を搭載した特許も出願中で、これは人の視野に映る画像を撮影して変換し、別の感覚器官に情報を伝達する技術と説明しています。例えば、目が見えない人が、目の前に障害物が現れたときに音で知らせてくれるとか。
@UploadVR @MotleyWriter @chinamanblue @olivia_solon I don’t expect anything “good” in that timeframe. Fuzzy low res may still have use. — John Carmack (@ID_AA_Carmack) 2015, 9月 15
とはいえ、私たちが期待するようなARやHUD(ヘッドアップディスプレイ)のような、人間の視野に直接情報を映し出す代物は時間枠内では良いものはできないでしょう。とも述べています。しかし、技術力のある人がこのような何かについて推測したとき、それは注意を払う価値があります。