Wall Street Journalによると、Facebookは360度のビデオアプリを開発していると報じています。360度または球状の動画をサポートするスタンドアロン型のビデオアプリに取り組んでるといいます。
複数カメラからのコンパイル形式なため、ユーザーが自分のスマートフォンを傾けることによって視点を見て変更することができるもので、構想としては、ビデオアプリはAppleのデバイスとGoogleのAndroidオペレーティングシステムを使用するものを多く含むプラットフォームで動作します。しかし、アプリの開発は初期段階でリリース日など詳細は不明とのこと。もちろん、GearVRなどのスマホVRヘッドセットとの連携も意識してると思われます。
今年3月にFacebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、Facebookのニュースフィードが360度ビデオをサポートし様々な角度から映像を見ることができるようになると述べていることからも可能性はあるように思えます。それは、コミュニケーションツールの次の段階として、テキスト、画像、動画、そして360度、つまりVRへ進化していくと。
以前、カルフォルニアで開催された同氏のQ&Aセッションでも、仮想現実・拡張現実(VR・AR)のHMDは、2025年までに普通のメガネサイズまで小さくなり、安価で誰でも手に入る状態になると述べ、12年以内には、着用者同士、指をスナップするだけで画像を他の人のHMDに飛ばすことも出来るようになるとも述べていますし、将来的にVRへ向かうことを強く示唆しています。
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Facebook Looks to Bring Virtual Reality to Mobile Devices – WSJ