現地時間8月26日、VRゲームスタジオ「Resolution Games」は、グーグルの投資部門Google Venturesから600万ドル(約7.1億円)を資金調達したと発表しました。
(VR釣りゲームをリリース予定)
スウェーデン・ストックホルムを本拠地に置く「Resolution Games」といえば、日本でもテレビCMに何度も登場したスマホ向けゲーム「キャンディークラッシュ」を制作担当したトミー・パーム氏が立ち上げたVRゲームスタジオです。
(スーツ姿がトミー・パーム氏)
「キャンディークラッシュ」といえば、世界で5億人以上が使う中毒性のあるゲームで、1日に1億円近く稼いでるという発表もされていました。そんな「キャンディークラッシュ」で得たクレジットを元に、昨年に設立、現在はベテランのゲーム開発者10人程度の少人数スタッフで運営しています。
トミー・パーム氏は、Google Venturesのジョー・クラウス氏の考え・洞察力に共感し感銘したといいます。「VRは次の大きなゲームプラットフォームである」「VR/AR業界は、2020年には1500億ドルの市場になる」「今後5年間でモバイルVRの開発が非常に高くなる」など。
同社のVRゲーム最新リリースでは、GearVR向けに開発されたVR内でソリティアをプレイする「Solitaire Jester」があります。目線操作でカードを動かしてソリティアを楽しむ無料ゲームです。まだまだ助走段階といった感じで、2016年には釣りをテーマにしたゲームをリリースすると述べていて、これから市場が盛り上がると同時にモバイル向けVRゲームを狙ってくるのでしょう。大ヒットの実績があり、万人向けの身近なVRゲームを開発すると述べてるだけあって期待が膨らみます。