米OculusVRは、現地時間8月20日に「Oculus PC SDK」の新バージョン0.7をメジャーリリースするとデベロッパーブログで発表しました。
新たに、NVIDIAとAMDで共同開発した「Direct Driver Mode」が追加されます。ブログによると最も強力で信頼性の高いソリューションとしています。ただし、GPU(Graphics Processing Unit)はNVIDIAのGeForceシリーズだと「GTX 645」以上、AMDのRadeonシリーズだと「HD 7730」以上が必要になります。一方で「Extended Mode」は削除されました。
0.7ランタイムでは、Unity 4.xまたはそれ以前で構築されたアプリケーションをサポートしませんとのことですので、Unity 5.xへの移行を推奨しています。UE4(Unreal Engine 4)の場合は、近々にSDK 0.7対応バージョンがリリースされる予定だそうです。
さらに、今回の発表では、正式版でもある「Oculus PC SDK 1.0」の予定も書かれていました。2015年11月ごろリリースを目標としているそうです。技術的なことに関して日本語で詳細を知りたい方はコチラの記事を参照されるといいかと思います。
リンク
Blog — Upcoming Oculus PC SDK 0.7 Compatibility Changes | Oculus