100万ドル以上、億単位の資金調達をしてきたAR/VR系スタートアップ13社

Greenlight VRの業界レポートによれば、過去5年間に166以上の投資家たちがAR/VR系に出資してきたといいます。買収は除きます。その中でも100万ドル以上(約1億2000万円以上)大型の資金調達に成功してきたAR/VR系企業をUpload VRがまとめていました。

 

Magic Leap

1

投資額:2014年10月に5.42億ドル、2014年2月に5000万ドル。

Googleも大注目のAR系ヘッドマウントディスプレイを開発中の会社です。3D映像をユーザーの目に直接投影し現実世界の光景と重ね合わせることができる技術「フォトニクス・ライトフィールド・チップ」を主に開発しています。最近、イスラエルに新しい開発センターも開設し加速させてます。

 

Matterport

2

投資額:2015年6月に3000万ドル、現在までに5600万ドル。

専用のカメラ「Matterport Pro 3D Camera」を使って撮影するだけで、数分で空間を3Dモデリングしてくれるサービスを提供中の会社です。専用カメラで撮影するだけでVRスペースを作り出すことができます。不動産系にカメラを売るのと同時に、モバイルデバイス向けのソリューションにも力を入れています。

 

Razer

3

投資額:2011年に5000万ドル、インテルキャピタルから未公開額。

Razerは、キーボード、マウス、コントローラ、ノートパソコンのようなデバイスを開発・販売するゲームのハードウェア会社です。そして、同社が制作しているのはオープンソース型のVRヘッドマウントディスプレイ「OSVR」。ソフトもハードもオープンソースのHMDは、2015年6月から開発キットの販売を開始しています。

 

Jaunt

4

投資額:2014年に2750万ドル、現在までに3500万ドル。

16台のGoProカメラを円形のリグに搭載したライトフィールドカメラ「NEO」で、実写の360度映像を撮影、ハイエンドなVR映像を生成する会社です。ポール·マッカートニーのコンサート撮影の実績もあり、最近ではGoogleのVRプロジェクト「Jump」とのコラボも発表しています。さらに、専用のJauntスタジオも立ち上げています。

 

Improbable

5

投資額:2015年3月に2000万ドル。

シミュレートされた世界を構築するオペレーティング環境を開発している会社です。数百万人の行動や相互作用をリアルタイムに実行できシュミレートします。防衛、エネルギー、都市効率、健康、金融など多様な分野での問題解決に利用されます。

 

WEVR

6

投資額:2015年7月に1000万ドル、合計で1860万ドル。

VRコンテンツを制作している会社です。これまでにもHTC Vive向けの「theBlu」などのソフトを発表しています。また、VRコンテンツ開発者向けに総額100万ドルを支援するプログラムも立ち上げています。

 

High Fidelity

7

投資額:1750万ドル。

3D仮想空間SNSプラットフォーム「Second Life」の創設者Philip Rosedale氏による新会社です。Second Life同様に、PC・モバイルからアクセスできる3D仮想空間系で、センサーから取得するユーザーの表情や体の動きをそのままアバターに伝えることを特徴としています。

 

Nod Labs

8

投資額:合計で1600万ドル。

小さな指輪型コントローラ「Nod Ring」や、小型のバックスピンモーションコントローラ、casual motion captureの3つを主軸にVR入力デバイスを開発している会社です。

 

AltspaceVR

9

投資額:合計1570万ドル。

アバター同士がVR内で交流できる仮想空間プラットフォームSNSです。LEAP MotionやKinectにも対応していて、テキストや動画、ゲームなどをアバター同士で楽しむことができます。視線追跡のアイトラッキング機能も追加してアバター同士のアイコンタクトも可能にするなど、新しい挑戦にも積極的です。

 

Virtuix

10

投資額:750万ドル。Kickstarterで110万ドル。

プレイヤー自身がその場でダッシュやジャンプなどの動きをすることで、ゲームをプレイできる全方向性トレッドミル「Omni」を開発してる会社です。現在、先行予約699ドルで販売しています。送料かかりますが、日本からでも購入可能。

 

NextVR

11

投資額:500万ドル。

スポーツなどを特注カメラで撮影し、6K解像度の映像をライブVR放送する会社です。ゴルフ全米オープンやサッカーのインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)などで成功させた実績があります。

 

Reload Studios

12

投資額:2015年6月に200万ドル。

世界的に人気のゲーム「Call of duty」シリーズの開発者たちが集まり、Oculus Rift向けマルチプレイができるシューティングVRゲーム「World War Toons」を開発中の会社です。ディズニー映画の製作者も加わってるため、キャラクターや風景にも注目です。

 

WorldViz

111

投資額:数百万ドル。

3Dバーチャル空間を簡単に作ることのできるソフトウェア「Vizard」や、モーショントラッカーカメラ(プロジェクター)「PPT」を使った人の動きをVR内に反映させる技術など企業向けVRツールを開発、販売してる会社です。

リンク

These are the most funded VR and AR startups

Greenlight VR | Research and intelligence for the Virtual Reality industry

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