ロンドンに拠点を置くクリエイターMilan Prucha氏が、現実の血流を仮想の血流に変換しVRで覗くシミュレーターのプロトタイプを動画で公開しました。
デバイスに指をはさみ、リアルタイムの血流測定値を受信、心拍センサーと通信、これらのビートに合わせてUnityで作られた赤血球などが仮想血液内で表示されます。
発想がとても秀逸ですね。実際の血流を計測してそれをアニメーション化し見れるようにする。医療的にも、もっと突き詰めて開発していけば、かなり使えるんじゃないかと思われます。リアルタイムに計測された血液をVR体験させながら「あなた、これだけ血がドロドロなんですよ!」と言われたら説得力ありますもの。
しかも、血液だけではなく、他の臓器などでも応用していけば便利になりそう。今のあなたの心臓はこんな動きをしていて、この血管が機能してなくて、ここが悪くて、なんて… 面白いこと考えますね。