イリノイ大学アーバナ·シャンペーン校のコンピュータ科学の学生たちが開発したOculus Riftを使ったゲーム「OculuScooter」が面白そうです。ローラースルーGOGOをモデルにした作りで、ハンドルと片足につけたローラースケートを使って楽しむスクーターシミュレーションゲームです。
ハンドルの正確な角度を検出するため、回転センサを取り付け左右の回転を認識させ、ローラースケートには、LEDとフォトダイオードを取り付け、タイヤに蛍光マーカーを使用して回転毎秒を検出、ゲーム内にワイヤレスで反映させます。
それらの機能で、ハンドルを左右動かしながらローラースケートを漕ぐことで仮想移動が可能というわけです。制作価格も安く、ローラースケートに50ドル、マイクロコントローラに25ドル、パイプに20ドルなど、全部で150ドルほどと2万円以下で作り上げています。
ちなみに、この作品は、もともとVR酔いの研究のために作ったそうです。ぜひ動画もご覧ください。
リンク
source/all photo:OculuScooter