香港城市大学ら、物理オブジェクトの補完部品を作成するためのARマーカを用いたイメージベースの3Dモデリングツールを発表

香港城市大学、寧波大学、山東大学の研究者らは、物理オブジェクトの補完部品を作成するためのARマーカを用いたイメージベースの3Dモデリングツール「SmartSweep」を論文にて発表しました。

SmartSweep: Context-aware Modeling on a Single Image
著者:Yilan Chen, Wenlong Meng, Shi-Qing Xin, Hongbo Fu

(a:入力画像、b:掃引して3Dモデルを再構成、c:補完部分も作成、d:スケールなしでプリントし装着した完成図)

本稿は、ARマーカと一緒に撮影した画像内の物理オブジェクトの補完部品を作成することができる手法を提案をします。

最初に、ターゲットとなる物理オブジェクトと同一平面上に置いたARマーカを含む写真を撮影します。次に、断面形状であるプロファイルから掃引線を引いてスイープすることで3Dモデルを再構成します。

再構成した3Dモデルから補完したい部品の形状を掃引しながら作成していき、補完部分だけを拡大/縮小なしにプリントすることで完成させます。

 

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