サセックス大学ら、VR歩行環境を動的に自動調整する提案を論文にて発表。インタラクション要素が高い領域は通常移動で、関連性のない領域では高速移動に

イングランドのサセックス大学とスペインのカスティーリャ=ラ・マンチャ大学の研究者らは、VRにおけるユーザの歩行環境を動的に自動調整する適応型VRナビゲーション技術「NaviFields」を論文を発表しました。

NaviFields: Relevance fields for adaptive VR navigation

(緑がインタラクション領域を示しており通常の動きができる。赤が関連性の低い領域で通常より速く移動できる。)

本稿では、インタラクティブ要素が高い領域では実際の動きで動作し、対照的に、関連性のない領域では徐々に拡張したナビゲーションを提供し、重要度が高い低いによって移動レベルを変位させる提案をします。

例えば、その場でボタンを押したり、レバーを引いたりなどの作業を必要とする高度なインタラクション・エリアでは通常通りの動きが反映され、一方で、廊下などインタラクションが起きないエリアでは領域を圧縮し通常以上に速く移動することを可能にします。

 

関連

MIT学生、Google Tangoで室内を3Dスキャンし、障害物にぶつからない歩行可能な物理的VRエリアを再構築する「Oasis」を開発 | Seamless

アーカイブ

ページ上部へ戻る