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Googleら、タブレットとプラスチックシートで構築できるシンプルな3Dディスプレイを論文にて発表。iPad Pro(12.9 in)の場合、51°の円錐を推奨

ワシントン大学とGoogleの研究者らは、タブレットコンピュータと透明のプラスチックシートから構築できるシンプルな3Dディスプレイ「Pepper’s Cone」を論文にて発表しました。

Pepper’s Cone: An Inexpensive Do-It-Yourself 3D Display

本ディスプレイは、HMDや特殊なメガネを使用せずに、特定の一方向の視点位置から浮遊したようにうつる3Dオブジェクトを自然に見ることができます。ただし、どの視点位置からでも正確な画像が見えるのではなく、特定の一方向からしか正確に見えないこと留意です。

準備としては、円錐にしたプラスチックシートをタブレット中心に置き、安定を高めるため重しとしてニッケル製のコインを上から底にセットします。あとは、歪みを補正するキャリブレーションを事前に行うことで、2Dディスプレイに表示する画像が反射され実現します。

ディスプレイは、静止画像だけでなく、動的な3Dシーンを表示させることも可能です。

上記したように、特定の位置から見ている分には360°回転させながらでも正確な画像を見れるものの、見る位置が変わると歪んで見える限界があり今後の課題としています。具体的には、下図のように視点を横に5°移動するあたりから画像が傾いて見えてきます。

また、iPad Pro(12.9インチ)を使用する場合は、プラスチックシートを51°の円錐にするのが推奨とのことです。

 

訂正(2017/12/4)
内容に誤りがあり訂正しました。ディスプレイが止まった状態でどの位置から見ても同じように正確に見えるといった内容を書いていましたが、そうではなく、特定の一方向からでないと画像は正確に見えないという内容が正しく、訂正しました。申し訳ございませんでした。

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