トヨタ、VRを用いて遠隔操作できる第3世代のヒューマノイドロボット「T-HR3」を発表。しなやかな動きと安定なバランスを実現

トヨタ自動車株式会社は、HTC Viveと連動して遠距離で動かせる第3世代のヒューマノイドロボット「T-HR3」を発表しました。

ロボットの関節を柔軟に制御するコア技術に独自のトルクサーボモジュールが採用されており、関節29か所とマスター操縦システムの16か所に配置され、しなやかな動きを実現するとともに、ロボットが外から受ける力を操縦者に伝えることを可能にします。

利用者は、HTC Viveを使用してロボットに搭載されたステレオカメラに映し出される立体映像を確認しながら、直観的に操作することができます。

また、周囲の人や物などに接触してもバランスを維持できる全身協調バランス制御を実現しているほか、機器同士や操縦者との接触を回避し、操縦者が安全に操作できる自己干渉回避機能も搭載しています。

 

関連

UCバークレー、機械学習で自らが学習する産業用ロボット「BRETT」をVRシステムで効率的に訓練するアプローチを発表。数週間のプログラムが1日に短縮 | Seamless

アーカイブ

ページ上部へ戻る