UCバークレーら、デフォーカスと色収差を考慮に入れ自然観察で生じるものに近い網膜画像を生成する色補正レンダリング方式「ChromaBlur」を論文にて発表

カリフォルニア大学バークレー校とダラム大学の研究者らは、デフォーカスおよび色収差を考慮に入れ、自然観察で生じるものに近い網膜画像を生成する方法「ChromaBlur」を論文にて発表しました。

ChromaBlur: Rendering Chromatic Eye Aberration Improves Accommodation and Realism(PDF)

VRにおいて現実的なレンダリングをする場合、ぼかしは非常に効果を発揮します。とりわけ、被写界深度(Depth-of-Field)を適切な値に設定すると、スケールと深度の正確な認識が可能になり、知覚的リアリズムが向上します。

そこで、本稿では、デフォーカスおよび色収差を考慮した画像を生成するアプローチ(色補正レンダリング方式)でVRレンダリングにおける知覚的リアリズムを向上させる提案をします。

これは、網膜画像が何であるべきかを計算し、観察者の眼を通して処理されたときに意図された自然な網膜画像を生成する自然収差を組み込んだレンダリング方法になります。

このことで、従来のレンダリングよりも自然な奥行きの印象を与えることができ、また、焦点調節可能なレンズと視線トラッキングを組み合わせることで、輻輳と焦点距離の不整合問題を最小限に抑えることができるとしています。

 

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