ザールラント大学、ウェアラブルデバイスの入力用にエンドウ豆くらいの大きさの変形する半球体「DeformWear」を論文発表。最小限の動きで操作

ドイツにあるザールラント大学の研究者は、スマートウォッチやスマートグラス、ヘッドセットの入力デバイスに小さく柔らかい変形する直径10mmの小型フォームファクタを使用し最小限の動きで操作できる「DeformWear」を論文にて発表しました。

DeformWear: Deformation Input on Tiny Wearable Devices(PDF)

DeformWearは、直径10mm、高さ7mm(エンドウ豆くらい)の大きさで、柔軟な半球体を2本の指でつまんだり、押したりすることで操作するデバイスです。

デバイスには、4つの発光ダイオードが組み込まれており、変形を検出します。このことで、つまんで前後左右斜めに動かしたり、押して前後左右斜めに動かしたりといった細かな入力を検知します。

デバイスは、指に指輪として、手首にブレスレットとして、首にネックレスとしてなど体の様々なところに装着することができ、好きな場所から操作可能です。

 

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