大韓民国の大学「DGIST」は、絆創膏みたいに皮膚に貼り付け生体信号を収集、分析し、スマートフォンに転送することができる無線通信ベースのウェアラブルデバイスを開発しました。
デバイスは、250本の小さなワイヤコイルが埋め込まれた直径4センチメートル程度の柔らかいシリコーン素材で作られており、システム全体は、バッテリによって充電されるのではなく、ワイヤレスで給電されます。
皮膚に貼ることで、心拍数、呼吸、筋肉の動きや他の健康データを追跡し、ワイヤレスでスマートフォンに送信します。そのことで、自身の健康状態を連続的に管理することができ、遠隔医療などのサービスに役立つとしています。
また、収集したビッグデータと人工知能技術を組み合わせることで、医療システム全体を発展させることができるとしています。
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