スタンフォード大学、視野角138°で奥行き情報も取得できるコンパクトサイズの単眼式ライトフィールド・パノラマカメラを論文にて発表

スタンフォード大学の研究者らは、視野138°の情報を取得し、4次元画像を生成する単眼式ライトフィールド・パノラマカメラを論文にて公開しました。

A Wide-Field-of-View Monocentric Light Field Camera(PDF)

本カメラシステムは、マイクロレンズアレイを使用して、単焦点レンズと複数のセンサーを結合し、広視野角でライトフィールドを取り込めるコンパクトな光学設計を示します。

魚眼レンズを使用せず、固定された主レンズに対してセンサーを回転させる事で広い視野を捉えます。奥行き情報含め72MPix(15×15×1600×200ピクセル)で屋内および屋外での撮影を可能にします。

コンパクトなサイズ、広い視野、詳細な奥行き情報を取得できるという事から、ウェアラブル、ロボット、自律型車両、バーチャルリアリティに組み込まれるイメージングシステムなどに活用できるとしています。

 

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