カーネギーメロン大学にあるラボ「Future Interfaces Group」の研究者は、電球ソケット部分からを電源供給に動作するマルチタッチ投影システム「Desktopography」を開発しました。
本プロトタイプは、小型プロジェクタ、深度センサー、コンピュータを使用して任意の表面にマルチタッチディスプレイを投影するデバイスです。投影された画像オブジェクトを指を使用してインタラクティブに操作することを可能にします。
デモ映像では、天井にある電球に使う電源部分に設置し、パソコン横の机に投影、ネイティブアプリをベースに起動させ地図アプリや電卓アプリを複数の指を使って移動させたり縮小させたりと操作している様子が映し出されます。
また、投影は物理的なオブジェクトにもリンクすることを可能としており、物理オブジェクトにくっついて移動したり、物理オブジェクトを避けて投影されたりができます。
論文はこちら>「Supporting Responsive Cohabitation Between Virtual Interfaces and Physical Objects on Everyday Surfaces(PDF)」
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