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Valve、「SteamVR Tracking 2.0」含む追跡システムのロードマップを公開。複数ベーステーションで追跡エリアを干渉なしで拡大など

Valveは、HTC Viveで採用しているSteamVRの追跡システム「Lighthouse」の今後のロードマップを公開しました。

事前知識として、Valveは「Lighthouse」をViveだけではなく、他のVRシステムにも使用できるようにサードパーティ向けにロイヤリティフリーで提供したりしています。

さて、今後のロードマップですが、まずICチップ(ASIC)に関しては、Viveに使用しているASIC、米国の半導体メーカーTriad Semiconductorが開発する「TS3633」、ではなくTriad Semiconductorが開発する「TS4231」と呼ぶ新たなASICを推奨します。

下の画像を見ると、2017年後半に一般向け生産を予定しています。

推奨する理由として、コンポーネントが少ないため安価であること、そして2つ以上のベースステーションをサポートし、トラッキングエリアを増やすことができるということが理由です。単一のVRシステムにおいて複数のベースステーションが使用でき、トラッキングエリアを拡大できると。

これは、ベースステーション間の干渉を防ぎ機能させることが可能になったことが要因で、それは内部コンポーネントである同期点滅装置(Sync blinker)の除外、情報をレーザーにエンコードすることで可能にしているといいます。

TS4231の詳細に関しては、6月下旬の検証テストを終えた段階で共有するとのことです。

SteamVR Tracking 2.0

SteamVR Tracking 2.0とは、新たなベースステーション含むSteamVRの次世代トラッキングシステムのことで、上記の複数ベースステーションのサポート、そしてより安価で、小型で、静かで、低消費電力で、信頼性も高く、製造コストを下げるなどが含まれます。

上の画像でもわかるように、ベースステーション内部のローラーが2つから1つに集約されたり、コンポーネントが減少したりしています。

留意したいのが、Valveの次世代ベースステーションは、上記で推奨したASIC「TS4231」ベースのデバイスでないと動作しないことです。このことを上の画像では示しており、1.0ではすべてのASICに対応しているが、2.0はTS4231しか対応していないことが示されています

出荷は、2017年11月を予定しています。

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