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VR/ARにおける「輻輳距離と調節距離の不整合問題」のどの解決アプローチが本当に機能しているのかを検証するシステムが論文で登場。ユーザーの不快感がどの程度軽減されるかも測定

昨今、VR/AR業界では、「輻輳(ふくそう)距離と焦点(調節)距離の不整合問題(VA問題:Vergence-Accommodation)」を解決しようと様々なソリューションが登場していますが、「GraphDeco」は、それらがどれくらいユーザーに不快感を及ぼすかの影響を評価するシステムを論文にて公開しました(PDF)。

VA問題に関しては、過去記事をご参照ください。

本研究では、独自設計されたHMDシステムで、VAが本当に一致しているのか、そしてユーザーの不快感はどれだけ軽減されるのかを測定します。

ここで測定されるソリューションは3アプローチで、被写界深度(DoF)レンダリング、焦点調節可能レンズ、モノビジョンです。他にも、ライトフィールドやPSFを用いるなどのソリューションが存在しますが、ここでは登場しません。

3アプローチでの結論としては、焦点調節可能レンズのみが効果的に調節を駆動(VAを一致)させ、不快感を軽減、大幅に快適性を向上させると実証しました。

反対に言えば、他の2つはVAが一致しているのではなく、そう見せかけているだけという結論になり、不快感を大幅に軽減することは出来ていないと実証されました。

論文はこちら(PDF)。

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