カーネギーメロン大学、スマートフォンを押し付けるだけでタッチ画面とペアリングできる技術「CapCam」を論文にて公開

カーネギーメロン大学の研究者らは、モバイルデバイスとタッチスクリーンデバイスをペアリングさせる「CapCam」と呼ばれるシステムを開発・論文を公開しました。

論文:CapCam: Enabling Quick, Ad-Hoc, Position-TrackedInteractions Between Devices(PDF)

CapCamは、スマートフォンとタッチスクリーンを同期させるシステムで、BluetoothやNFCを使用せずにスマートフォンの既存カメラとタッチスクリーンだけでデバイス間を通信する技術です。

スマートフォン同士、スマートフォンとタブレッド、スマートフォンと公共のタッチ画面といったように、タッチスクリーンとカメラがあれば多様な組み合わせてで且つ、追加のデバイスなしで同期することができるテクノロジーです。2台以上も可能。

ペアリングする方法も簡単で、CapCamをインストールしたモバイル機器をタッチ画面に押し付けるだけで同期します。IDやプロコトルなどのデータを色のパターンの明滅として送信することで可能にします。

映像では、いろんなデモが映し出されています。例えば、エアホッケーをしたり、スマートフォン同士でデータを送信したり、大画面からスマートフォンに画像を吸い上げたり、スマートフォンの打ち込みで大きい画面の映し出したキーボードを使用したり、といったデモが映像で確認できます。

論文はこちら。PDF

 

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