2017年1月5日(木)〜8日(日)に米ラスベガスで開催される年次イベント「CES 2017」にて、LenovoがMicrosoftの「Windows Holographic」プラットフォームに対応したプロトタイプHMDを披露することを複数の米テック系メディアが一斉に報じました。
- Lenovo’s new VR headset is coming, and it’ll cost less than $400
- This is Lenovo’s Windows Holographic VR headset – The Verge
- Lenovo’s first VR headset is a low-cost Windows Holographic alternative | Windows Central
- Lenovo reveals Windows Holographic headset at CES – MSPoweruser
画像:Lenovo’s first VR headset is a low-cost Windows Holographic alternative | Windows Central
デザインはPlayStationVRに類似しており、ヘッドセット側面には「HOLOGRAPHIC」の文字が印字されています。重量は350gほど。そして、1440×1440のOLEDディスプレイパネルが2つ搭載していると言います。Oculus Rift CV1の片目あたりが1080×1200ですので、超える解像度です。
デバイス前方には2つのフロントカメラが整備されており、現実とミックスするAR的機能が期待されます。モーションコントローラは付属していませんが、他のWindows Holographic周辺機器と互換性があり、またWindows Storeアプリケーションと一部のHoloLensソフトウェアも動作するとのことです。今年中に出荷されるとしており、価格は300-400ドルあたりになるとのこと。
マイクロソフトは、去年の10月に開催したイベントにてLenovo、HP、Dell、ASUS、Acerの各社ベンダーと共同でVRヘッドセットを開発することを発表していました。その中でレノボが一番乗りといったところでしょうか。また、6自由度のヘッドトラッキングや外部カメラなどなしにユーザーの位置を追跡するInside-outのトラッキングも可能にするとも謳っていました。