米ボストンに拠点を置くスタートアップ「Neurable」は、VR/AR含むあらゆるハードウェアやソフトウェアのブレイン・マシン・インタフェース・プラットフォームを構築するためシードラウンドとして200万ドルの資金を調達したことを発表しました。
投資家には、エンジェル投資家Brian Shin氏、PJC、Loup Ventures、NXT Venturesなどが挙げられています。
Neurableは、人々が自分の脳の活動を使用してソフトウェアやオブジェクトを制御することを可能にする人工知能ソフトウェアを開発しています。脳波記録(EEG) デバイスを使用し、脳活動を記録、データを分析する中でリアルタイムのブレイン・マシン・インタフェースを提供します。ロボットやVR/ARアプリなどのコントロールに活用されます。
米Techcrunchによると、特定の名前は明かしていないものの、すでに主要なARおよびVRハードウェアメーカーに話をしているそうで、また、すべてのハードウェアおよびアプリで動作するソフトウェアになりたいとし、主にSDKの開発に集中しているとのことです。
CES 2016にも展示した実績もあり、ヘッドギアのようなデバイスを装着し制御している様子を披露しました。以下の映像では、そのデバイスを確認することができます。
公式ページはこちら。
参考:Neurable nets $2 million to build brain-controlled software for AR and VR | TechCrunch