ZEISS、Inside-out方式の位置追跡「Mobile Room-Scale VR」対応のモバイルVRヘッドセット「VR ONE Plus」を発表。Google Daydreamもサポート予定

光学および電子光学の分野で国際的に活動するドイツに本社を置く企業グループ「ZEISS(Carl Zeiss)」は、VR ONEのアップグレード版として新しいモバイルVRヘッドセット「VR ONE Plus」を2016年6月13日に開催のE3 2016に合わせて発表しました。

Die ZEISS VR ONE Plus ist eine VR-Brille mit hervorragender optischer Qualität.

スマートフォンを差し込んで使用する形状で、ブラケットには4.7および5.5インチのiOS、Androidデバイスが収まります。それは、iPhone 6 Plusも含むことになります。

ドローン「DJI Inspire-1」とも統合可能で、一人称ビューでドローンを操作することもできます。

Google Daydreamもサポート予定とし、価格は€129(約1.5万円)2016年8月リリースを予定しています。

位置追跡

VR ONE Plusは、Inside-out方式のポジショナルトラッキングが可能なモバイルVRヘッドセットです。外部カメラやマーカーは一切なしに、スマートフォンの既存カメラによる3Dスキャンで位置追跡を可能にします。それは、パートナーシップを結んでいるDacudaが開発するSLAM Scan 3Dベースの「Mobile Room-Scale VR」のライセンスを得て実現します。

VRRoomScale

スマートフォンに内蔵された既存のカメラを使用してSLAMスキャンを実行、コンピュータビジョンアルゴリズムを適用することで6自由度(6-DOF)を可能にします。数週間前に、iPhone 6とZeissモバイルVRヘッドセット「VR One(前バーション)」でSteamVRゲーム「theBlu」をプレイし実証した映像も公開されています

 

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