VR開発の「DVERSE(ディヴァース)」、総額103.9万USドルの資金調達を発表。年内にはLAにオフィス開設でグローバル展開を目指す

2016年6月2日、VRコンテンツ制作ソフトウェアなどの開発を行う「DVERSE Inc.(ディヴァース)」は、総額103.9万USドル(約1.1億円)の資金調達を実施したことを発表しました。

投資家には、500 Startups Japan、Colopl VR Fund、KLab Venture Partners、アドウェイズ、ウィルグループ、スローガンなどが上げられています。

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年内にはLAにオフィス開設・グローバル展開を目指す

DVERSE CEO/Founder:沼倉正吾氏は今回の資金調達についてこう述べます。

今回の調達により、DVERSEはバーチャルリアリティ(VR)空間を利用した3Dクリエイターのためのソフトウェア『SYMMETRY』の開発を加速していきます。『SYMMETRY』は従来の2Dモニター/マウスで行っていたあらゆる作業をリプレースし、より直観的、より簡単にクリエイターの方のイメージや創造を形にする次世代のVRソフトウェアです。年内にはLosAngelsにもオフィスを開設し、グローバルな展開を行っていく予定です。

SYMMETRYとは

DVERSEは、VR内で直感的に3Dコンテンツを制作できるオーサリングツール「SYMMETRY(シンメトリー)」を開発しています。3DCADデータ/3Dモデルファイルを入力し、VR空間内において直観的な操作でシーンの編集と即時の確認を行い、様々な端末向けのVRコンテンツの出力が可能です。先ずは建築/土木分野向けの製品提供を目指すとのことです。

SYMMETRY

ちなみに、シンメトリーとは「対称性」を意味し、ユーザーの頭の中に想い描いたイメージ、アイデアをそのままVR空間に生み出すことが出来るモノ、場所として命名されました。シンメトリーに関する詳しい情報は過去記事に書きましたので、そちらもご参照ください

エンジニア募集

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DVERSE1

以下の動画は、HTC Viveを使用したシンメトリーPV映像になります。

 

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