Facebook、現実の世界と区別できないくらい自然なソーシャルVRを作る。先行タスクは現実的なアバター制作と微細でリアルな動きをキャプチャする技術

Facebookは、現実の生活から見分けがつかないくらいのソーシャルVRを作るために多くの時間、研究を行っています。

サンフランシスコで開催の開発者カンファレンスF8にて、ソーシャルVRのデモが披露されました。遠隔にいる2人がそれぞれOculus Rift CV1とTouchコントローラーを使って、VR空間で同時にコミュニケートするというもので、3Dペイントで描かれた自分の顔がアバターであったり、自撮り棒を使って2人で記念写真を撮ったり、その写真をFacebookへ投稿したりといった、未来のソーシャルネットワークを提示しました。(過去記事参照

そして、同カンファレンスにて、Facebook:OculusのResearcher(研究者)でありカーネギー・メロン大学の准教授でもあるYaser Sheikh氏はこんな感じのことを述べています。

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Facebook上の友人や親戚との接続にVRを使用するとき、主として現実の世界から区別できなくなる日がどんどん近づいている。同じ部屋にいるかのように友達とポーカーをプレイする、または就職の面接を行い、あなたの親戚を満たし、友達とコンサートに行く。そこにはテクノロジーは消滅し、単に相手と対話するだけ。ソーシャルVRを現実の世界にあるのと同じくらい自然にすることは、壮大な挑戦の1つであり、それは変革になるだろう。

そして、それにはRiftのヘッドトラッキングやTouchコントローラーによるジェスチャーの次、現実的なアバターを制作することが先行タスクの1つであると述べます。今、開発者はゲームから分かるように非常に現実的な顔を作成できることを知っています。それをVRでリアルタイムに動作させたい。

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そして、動作させるため、微細でリアルな動きをキャプチャできる技術も必要。しかも、安価な機器や方法で瞬時に正確でなければいけない。Facebookは、リアルなアバター制作、そしてリアルな動きをキャプチャする技術に取り組んでいます。

参考

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