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ユーザーの視線を追跡し見てる箇所のみを高解像度で描画する「Foveated Rendering」を採用したアイトラッキング技術をモバイルVRヘッドセットに対応させたチーム「The Eye Tribe」

スペイン・バルセロナで開催のMobile World Congress(MWC 2016)にて、視線追跡を得意とする「The Eye Tribe」はモバイルVRヘッドセットにアイトラッキング・ソリューションを組み合わせたデモを展示しています。(現地時間2月22-25日)

とりわけVR内で見ている箇所以外の周囲を低解像度でレンダリングする「Foveated Rendering」をアピールポイントとしています。Foveated Renderingは、ユーザーの見ているところのみを高解像度でレンダリングするため、GPUなどへの負荷を低減しバッテリの消耗も抑えることができます。VRヘッドセットのパフォーマンスを向上させることが出来ることから、Foveated RenderingはVRヘッドセットの標準機能になると同社は言っています。

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さらに、今回の新ソリューションには、「Iris recognition(虹彩認識)」が含まれてると言います。虹彩認識とは、網膜スキャンから個人だと特定する本人確認ができる生体認証技法です。詳細な使用方法は記載されていませんでしたが、虹彩認識はバイオメトリックセキュリティ(自動的に企業システムへのログインができるなど)に加え、てんかん、脳震盪、アルツハイマー病を診断するための医療目的にも使えるとされています。現在、特許出願中とのことです。虹彩とは、瞳孔周囲の色のついた部分を指します。

今回は、サムスンGear VRのようなモバイルVRヘッドセットでの展示ですが、Oculus RiftやHTC ViveのようなPC向けヘッドセットにもアイトラッキング技術をすでに統合させています。実証映像では、DK2を使用してベンチマークを参照しながら説明しています。ジェスチャーや音声制御システムとも連動することができるので、より快適なVR操作を可能にするとしています。

Foveated Renderingといえば、すでに他社も開発している技術で、VRヘッドセットにデフォルトで搭載しているFove、SMIも先日モバイルVRヘッドセットのアイトラッキング実証映像を公開しました。アイトラッキングを追及するチームでいえば、他にもTobii、そしてスタートアップではEyefluenceが注目です。

 

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