中国、世界初となるVR e-Sportsを始動、優勝賞金約110万円、3人1組100チームがAntVRでFPSガンシューティング

今年からOculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRの主要なPC向けVRヘッドセットが販売を控えていますが、すでに中国では世界初のVR e-Sports「World Virtual Reality Arena 2015」が始動しています。Battletimes社CEO:Allen Lee氏によって主催されました。

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Lee氏は、もともとゲーム業界の人間で、ゲーム開発会社「War of Flame Game」を立ち上げ1400万人民元で売却後、第二のゲーム会社「King Kong Games」を立ち上げ、新しいゲーム技術に夢中になっていました。そこに登場したのが、Oculus RiftのKickstarter始動です。Lee氏は、ゲーム業界を離れ、VRへ没頭することになります。

そんなLee氏がCEOを務めるBattletimesが主催する今回の大会の内容は、3人1組のチームを全世界から集めトーナメント式に一人称視点シューティングゲームで競うというもの。アメリカ合衆国から2チーム、カナダから2チーム、ヨーロッパの様々な場所から2チーム、残りは中国国内のチームで100組が竸います。各チームは、Battletimesのプライベートサーバーにアクセスし、VRヘッドセット「AntVR」とガンコントローラー(P90s)を使って5分のラウンドで可能な限り敵を撃ちます。位置追跡はサポートしていません。チャンピオンチームには賞金6万人民元(約110万円)が授与され、2位は3万人民元、3位が1万人民元。結果チームエストニアが優勝、初のVR e-Sportsのチャンピオンとなりました。

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(ガンコントローラー)

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それにしても、中国VR市場はここ最近ニュースが活発です。PC向けVRヘッドセット「DeePoonVR」、スマホ向けVRヘッドセット「JiDome-1」、そして中国大手動画ストリーミングサイト「LeTV」の独自VRヘッドセットなど。VR e-Sports含め目が離せないマーケットです。

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