Nokia、プロ仕様の360°3DVRカメラ「OZO」6万ドル(約730万円)と発表、出荷は2016年第1四半期

ファインランド企業のNokiaは、現地時間11月30日、ロサンゼルスのイベントで360°VRカメラ「OZO」の事前注文を受け付けてる事、そして価格を発表しました。価格は6万ドル(約730万円)。初出荷は、2016年第1四半期とのことです。こちらの公式ページからPre-Order可能です。

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Nokiaは、2013年にMicrosoftに買収されましたが、2015年7月にプロ仕様の360°VRカメラ「OZO」を発表し話題になりました。8つの2Kx2Kカメラセンサと8つのマイクで構成されていて、360°の立体的な3D映像を撮影します。独自のソフトウェアでその映像をリアルタイムに確認可能なのが特徴で、低解像度であれば数分でレンダリングもできるとのこと。重量は約6ポンド(約2.7kg)。記録時間45分。生放送可能。ドローンに取り付けて撮影も可能。

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(リアルタイムに確認できる専用ソフト)

本体価格は6万ドル、カートリッジは5千ドル、ドッキングステーション、モジュールも別で販売されていて、カバー、三脚、ハンドルなども近日中に注文可能となります。

OZOは、8月に実写VRコンテンツ制作会社「Jaunt」とすでに契約していて、プロ仕様のVRカメラでいえば、このJauntも独自カメラ「NEO」を発表し開発を進めています。ライトフィールドを採用してるのが特徴のカメラです。さらに、ライトフィールドとプロ仕様カメラでいえば、Lytroの360°3DライトフィールドVRカメラ「Immerge」も期待されています。奥行きを含めた6自由度を与える実写VR映像、しかもその中を少しの範囲なら動き回れるとの事なので、一歩先を行ったカメラと言えます。(過去記事

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