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アマゾン、スマートメガネらしき特許を取得、スマホリモコンでストリーミングビデオを映し出す

現地時間の10月13日、米国特許商標庁にてアマゾンテクノロジーズ株式会社がワイヤレスのスマートメガネらしき特許を取得しました。

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ヘッドマウントディスプレイ(HMD)システムと明記してある電子機器は、タブレッドがリモコンとなりタップするとストリーミングビデオがその電子機器に映し出されるというものです。メガネレンズに直接映るというより、MR技術を用いて光でその先に映し出される感じです。VRのように完全に没頭させるのではなく、ARのように特定の何かに標準を合せることをトリガーにしているわけでもなく、スマホなどの操作によってHoloLensやマジックリープのように現実と仮想をブレンドさせたように映す構造です。

Amazonプライムビデオとの連携を容易に連想します。日本では、dTV、Huluですが、米国では圧倒的にネットフリックスとAmazonプライムビデオです。さらに米国は全体のパイも大きく、もともと衛星放送やケーブルテレビなどで月額数千円と支払っていた家庭が多いので、サブスクリプション(定期購入)の心理的ハードルも低く加入者は日本に比べると多いです。

ジャーナリスト西田宗千佳さんの調べでは、2015年7月の段階でネットフリックスへの加入者数は全世界で6500万契約、米国全世帯の1/4が加入していて、米国のインターネットを使ってる人たちの1/3はネットフリックスを見るために回線を使用してると、それくらいネットフリックスのシェア率の高さがあると語っていました。その次に強いのがAmazonプライムビデオですから、アマゾンが動画配信サービスに力を入れるのも分かります。

そんなアマゾンがユーザー獲得のためにするのが、今回のスマートメガネデバイスというわけです。筆者も動画配信サービスをよく利用してますが、確かにコンテンツ量や質は重要という中で、それよりもスマホで長時間閲覧していると手が痛くなる問題が気になっています。ベッドで寝ながらやソファに座りながらでも手で持って見てるとだるくなってくる。台に立てかける場合もありますが、スマホで見る場合はやはり自分好みの位置というか、ビデオを臨場感ある状態で見るにはその微妙な位置というのを手で調整しなければならない。ですので、この手がだるくなる、痛くなる問題が解決するのであれば魅力的に感じます。

さらに、スマートメガネだと自分以外の人が周囲から閲覧できないという点も面白いです。耳さえイヤフォンすれば、映像と音が外部に漏れないのですから、電車や飛行機などの公共機関でも堂々と視聴することができます。

特許によれば、操作に関しては外部デバイス(タブレットやスマホ)を使用することを前提としていて、あくまでも動画モニターとしての活用を狙ってる感じで、その点もメリットがあります。確かに、HoloLensはそれだけで完結するので便利ですが、図体もでかく重いというデメリットが辛い問題です。それに比べると、操作はスマホ、映すだけはメガネだと軽く、外部から特殊なメガネと思われないデバイスが作れるのではないかと思われので、そこも魅力の1つです。

あとは、動画がどれだけ綺麗に出力されるか、そして軽量化、充電問題などクリアすれば素敵なデバイスになるかも知れません。それなら、コンテンツの量や質がやや弱くても一番安いAmazonプライムビデオに乗り換える人が出てきそうです

メガネモニターになっていくなか、マーク・ザッカーバーグ氏が狙うVRとARが切り替え可能なメガネサイズのHMD、VRもそこへ入ってくること楽しみです。

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United States Patent: 9158115

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